地検特捜部  一挙!まとめローン情報公開

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 個別の相談もいただきますが、
法的にも、また責任が持てないという点でも個別相談はお受けできません。

ブログ等の記事で一般的な話として回答ができそうなものについては
記事にしていきますのでよろしくお願いします。

  なお、『困ったときの相談先』も、参考になさってください。
 より身近に相談できる場所として、お住まいの市町村役場もあります。

記事内容につきましても責任は負いかねますので
必ず、公的機関、弁護士等に確認してください。
2008年
 先日、小室哲哉容疑者が5億円詐欺事件で大阪地検特捜部に逮捕されましたね。

 テレビでよく「東京地検特捜部の強制捜査が入りました。」とやっていて東京地検特捜部が有名ですが、「地検特別捜査部」は、東京・大阪・名古屋の地方検察庁に設置されています。
 「地検特別捜査部」(略して特捜部)は、主に政治家や公務員の汚職事件を捜査する地方検察庁の特別捜査機関です。

 ただし、小室哲哉容疑者の事件で大阪地検特捜部が出てきたように、被害金額1億円といったような民間人の大型の経済事件も「地検特捜部」が捜査することがあります。
 思うに民間人の経済事件を扱うのは、1億円を越えるような事案だと政治家や公務員がからんでくることが多いからでしょう。「多額の金が動くところには、政治家や公務員の影あり」というわけです。
  (逆をいえば、事業でも犯罪でもデカいことは、政治家や公務員の助けを借りないとできないことが多いということです。ホリエモンも、もしこの政治家の壁を越えていれば、きっと日経新聞が自伝を出版するような大企業家と呼ばれる日が来たかもしれません。(実質的な)自民党の議員候補にもなったのに、どこで転んだのかは知りませんが)

 さて、「地検特捜部」の特徴は、強力な捜査権限です。
 「地検特捜部」が捜索差し押えできない証拠はないとすら言われます。 警察の捜査では証拠の提出を渋っていた銀行などでも素直に従いますし、中央官庁の捜索もバンバンしていきます。
 民間人のデカい経済事件の捜査についても、強力な捜査権限が必要だからというのも理由の1つになるでしょう。

 ですから、一般の事件ではまずは警察が捜査しますが、「地検特捜部」が出てくるような事件では、最初から「地検特捜部」がその強力な捜査権限を生かして捜査していきます。
 「地検特捜部」の捜査では、特捜検事が直接に逮捕し、拘置所に勾留して特捜検事が取調べを行うことになります。
 小室哲哉容疑者も「拘置所は布団が薄くて、寒い」と言ってたようですが、拘置所に勾留されて特捜検事の取調べを受けているのでしょうね。

 そして、「地検特捜部」が出てきた事件は、ほぼ100%起訴されてます。
 小室哲哉容疑者もきっと起訴され有罪となり、執行猶予なしで(実刑として)刑務所に服役することになるでしょうね。5,6年が相場でしょうか。
 詐欺罪は立証がなかなか難しく(構成要件該当性といいます)、司法試験の問題にもよく出されるんですが、小室哲哉容疑者が逃げ切るのはちょっと難しそうです(もう自白してるんでしたっけ)。

 ちなみに、「地検特捜部の強制捜査が入りました。」とテレビニュースでやってますが、あれは事前に「何時に捜索に入るから撮影しに来いよ。」とテレビ局に連絡があります。
 そして、地下駐車場からエレベーターで上がれるところを、わざわざ正面玄関に回ってテレビカメラで撮影させてます。
 一種のパフォーマンス集団でもあるわけです。「悪いことするとこうなるよ」と。
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困ったときの相談先」も、参考になさってください。
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